エッチュウミセバヤが見頃に！
エッチュウミセバヤは、世界で富山県にしか自生していない植物です。ベンケイソウ科の多年草で、1973年に新種として発表されました。その姿は、長さ15cmから30cmの茎に、丸い多肉質の葉が3枚ずつ輪を描くように並んでいます。茎の先には、星形でピンク色の花が数十個集まって付きます。エッチュウは富山県の古い呼び名で、富山県産であることを示し、ミセバヤという名前は昔の言葉で「見せたい」を語源としています。現在、エッチュウミセバヤの花は、美しく咲き誇り、見頃となっています。園内では入園口からサンライトホールへのエントランスの柱、鉢物展示場、高山・絶滅危惧植物室、日本の植物ゾーンのロッケリーに展示しています。
日本の植物ゾーンのロッケリーに植栽されたエッチュウミセバヤ
エッチュウミセバヤの花序