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奇怪な熱帯野菜「ヘビウリ」が見頃

当園の鉢物展示場付近で、長さ1.5 m にもなる熱帯野菜の「ヘビウリ」が見頃を迎えています。ヘビウリは熱帯アジアで広く栽培されるウリ科の野菜で、若い果実を食べます。一見、太く長いヘチマやキュウリのように見えますが、実はカラスウリの仲間。その味は、ゴーヤを淡白にした感じで、カレー料理によく合います。少しクセのある香りが特徴で、ビタミンやミネラルが豊富。果実は熟すと赤くなり、苦みが強く、繊維質となり食べられません。近年、東海地方では「セイロンウリ」の名前で特産品となっています。意外に、花が繊細で、白色、直径約 5 cm、縁にレース状の構造があります。ヘビのような果実を眺めながら、繊細な花も一緒に探してみてください。

 

ヘビウリの果実

ヘビウリの花