第2回 雲南共同研究レポート
7月13日更新

約1週間の野外調査から無事帰りました。

今回は今年の主要対象植物であるイリス(アヤメの仲間、園芸的にはアイリスとして知られる)を 中心とした高山植物の調査のために雲南省北西部へ行ってきました。

メンバーは私のほかに、イリスの研究者 沈さん(昨年、共同研究で中央植物園に3ヶ月間滞在)、ペディキュラリス(シオガマギクの仲間)を研究している学生の李さん、運転手の易さんの4人です。


今回はこの調査で撮影したイリスを紹介します。
開花していた種類は4種類ほどでしたが、全部で10種類くらいのイリスの自生地を調査することができました。

中でも Iris subdichotoma (イリス・サブディコトーマ)という種類には大変驚かされました。
同行したイリスの研究者で ある沈さんが、「この花は夕方6時ごろ開く」というのです。
早速、沈さんがペットボトルのミネラルウォーターに切花をさして車中持ち歩くことにしました。
すると本当に夕方開花しました。驚くことに時計を見るとちょうど6時でした。
開花前のIris subdichotoma 夕方6時ごろに開花した様子

余談ですが、今回の調査の最高地点は約4300mで軽い高山病による頭痛に悩まされま した。ホテルには小さな酸素ボンベが売られていました。

次回は今回の調査で撮影したイリス以外の植物を紹介する予定です。



今回の調査で確認したイリス(アヤメの仲間)の写真
多様な花の色を咲かせる Iris bulleyana (イリス・ブレヤナ)
 
Iris colletii (イリス・コレッティ) Iris delavayi (イリス・デラバイ)
 
Iris forrestii (イリス・フォレスティ)